ウェブログのタイトルをHeimatkundeにしていたら、家内に家の子どもにとっての郷土はどこかと聞かれました。 子どもは奈良生まれですが、奈良が本人にとっての郷土となるかどうかはわかりません。 もっとグローバルなスタンスに育ってくれるといいのですね。(笑)
Heimatkundeという名詞を初めて目にしたのは学部3年の頃だったと思います。教育方法学専攻にもかかわらず、 西洋教育史のゼミに参加していた時に、E. Spranger"Der Bildungswert der Heimatkunde"(Reclam Verlag, 1949)という新書みたいな小さな冊子をゼミ教官からいただきました。 日常的生活空間の人間形成機能に着目していた自分にとってはとてもありがたいことでした。 長野を離れてハイマートロス状態にあった自分にとっての郷土はどこかなどというどうでもいいことを考えていた時期でもありました。
このウェブログはTypepadというところで運用していますが、いくつかの国ごとにコミュニティが分かれているようです。 ドイツのコミュニティに置いてみましたら、メニューがドイツ語になってしまって日本語が表示できないようです。 細かいことは気にしないようにします。
Heimat begriff
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