2004年11月23日付朝日新聞ネット版によれば、中央教育審議会の「大学の教員組織の在り方に関する検討委員会」が 「助教授職を廃止して『准教授』というポストを新設する制度改正案をまとめた」そうです。 職務の実質的変更はほとんどないだろうなというのが正直な感想です。職名を英語表記に近づけるという意味では、いいことなのでしょうね。
助教授というポストは日本に特有のものであるようで、海外では正確に職名が通じません。 "Professor"は間違いようがないのですが、"Assistant professor"というのは日本で言うところの「講師」 であって、"Associate professor"が「助教授」になります。このあたりが紛らわしいですね。名刺の日本語表記が 「助教授」である場合、裏の英語表記には二つのパタンが出てきてしまいます。字面だけ正確に置き換えて"Assistant professor"と書いている場合と、日本語と意味が似ている英語を選んで"Associate professor"と書いてある場合です。どちらのケースが多いのかは確かめておりません。
英文表記を"Associate professor"にしていると、「誇大広告」 みたいで気が引けると思っている方はおられますでしょうか?(笑)
コメント