日本語の文章作成用としてパソコンを使い始めてから15年ほどになるでしょうか。 初めてパソコンを使ったのが大学の教養部にいた頃で、ちょうど「PC8000」や「FM8」などが発売された頃でした。 プログラム電卓でかなりの時間を要していた計算が、パソコンですとあっという間に出来てしまうことに感激したものです。
ただし、パソコンが実用的な「日本語ワープロ」の機能を持つのはもうしばらく後のことでした。大学院生時代は自宅では「文豪3V」 というワープロ専用機を使ってレポートを書き、大学の研究室では「太郎」「一太郎」を使っていたように思います。
日本語文書の作成に主としてパソコンを使うようになったのは15年ほど前のことだったと思います。当初はMS?DOS上で動く「松? 松茸」を使っていました。「一太郎?ATOK」を使うようになったのは、MS?Windowsの時代以降だと思います。それ以降はずっと 「一太郎?ATOK」を使っています。
日本語入力機能が自分にとって使いやすいかということは文章を書くことの多い人間には重要なことです。 人それぞれに使いやすい日本語変換システムが違うと思いますが、今の僕は何が何でも「ATOK」という感じになりました。「松?松茸」 びいきだった時代があったなどということは忘れてしまいました。(笑)
今のATOKのバージョンは17です。Windows版もMacOS版も「17」を使っています。Linux版だけは 「ATOK X」というバージョンですが、違うOSでも使い勝手の似た日本語入力環境があるというのは非常に便利です。 特にWindows版は、最近付加機能が充実してきました。新しい機能が追加されるたびにきちんとチェックしています。昨日届いたのが 「ぎょうせい公用文表記辞書」です。ATOKの機能がいくら充実しても、文章のミスが減るだけです。便利になった分だけ 「ATOKの上手な使い方」を考えなくてはなりませんね。決して「ATOKに使われる身」にならないように……。(笑)
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