『魯山人の食卓』を読んだ後で、辻嘉一『魯山人と辻留 器にこだわる』(講談社α新書、2001年)を見ていましたら、 おもしろいことが書いてありました。
魯山人は好んで「持ち味を生かせ」と揮毫していたそうです。
辻さんが、とれたての子芋(里芋でしょうか)を煮付けて魯山人に出したことがあったそうです。魯山人に「旨いなあ」 と言われた辻さんは、自分が褒められたと思って「ありがとうございます」と深くおじぎをしたそうです。
すると魯山人は……、「これは、芋が旨いのじゃ」。
こういうところが好きですね。理念と言動が一貫してますもの。僕も見習わなくてはなりません。(笑)
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