今年もあと3日あまりを残すばかりとなった今日の話題は、インドネシア沖の巨大地震でした。 台風の当たり年だった我が国にあって新潟地震の記憶が新しい今、再び激甚災害のニュースに触れなくてはならないのはやるせない気持ちです。
今年の政治的な話題と言えばイラク問題であると言えるのでしょうか。我が国では、某自動車メーカのリコール隠しとか、 大手銀行の検査忌避とか、補助金不正疑惑とかいう類の問題も多々ありましたが、 こういう不祥事にいかに対応すべきかなどということは答えを問うまでもなく自明のことであって、議論する価値もないように思います。
我が国の進路をどうすべきかという類の問題は、何が正しいのかを見極めることが困難です。現実問題として、 我が国政府はアメリカの政策を指示し、協力的な姿勢を貫いてきました。ブッシュ大統領の再選によって、 アメリカの路線はほぼ継承されることが明白になり、我が国の自衛隊派遣の延長も決まったところです。 おそらく左派もしくはリベラル派に属するであろう『世界』や『論座』の記事は一貫して対米協調路線に批判的です。
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