2004年の初詣は子どもが乳児だったため断念しました。今年2005年は目的意識をもった初詣をしたいと思っていたのですが、
子どもと家内の発熱のために三が日を過ぎてしまっております。我が子にとっては生まれて初めての初詣ですので、
しっかりと考えた上で詣でようという計画は頓挫しておりますが、せめてこの週末くらいまでには何とかしたいものだと思っています。
家内はカトリック教徒ですが、宗教色の薄い我が国の初詣に対する抵抗感はないようです。奈良在住ですので、
まずどこに詣でるかを決めるのに一苦労しています。春日大社や橿原神宮などは初詣に人気がありますが、もう一ひねり欲しいような気もします。
西塔完成後の薬師寺にも行きたいですし、聖徳太子ゆかりの法隆寺も見逃せません。
大仏の前で聖武上皇が鑑真に登壇受戒を受けたという東大寺にも行きたいですし、鑑真が眠るという唐招提寺にも興味があります。
藤原京を見おろす三輪神社などもいい佇まいでしたし、飛鳥地区の歴史ある寺もいいですね。僕の職業柄、
北野天満宮という候補も上がりましたが、病み上がりの家族では京都までの往復に体力が持たないでしょう。
聖徳太子ゆかりの法隆寺というのもありかも知れません。
それぞれの寺社の宗派と教義を読みながらどこに参拝すべきかを検討していましたら、家内があきれて笑っておりました。
季節の行事と思ったらどこでもいいように思いますけれど、
一年の願をかけるならその方針にふさわしい神社仏閣に参るべきではないかと検討することが、僕のささやかな「こだわり」なのかも知れません。
いやリサーチが趣味なのかも知れませんね。世間の方々は、どういう基準で初詣の候補地を選ばれているのでしょうか。